【投資初心者】投資を始める前に知っておきたい基礎用語10選

投資初心者がまず覚えるべき基礎用語10選|これだけでニュースも証券口座も読める!

「投資って難しそう…」「専門用語が多くてよくわからない…」
そんな不安を感じている方にこそ読んでほしい、投資の世界をのぞく第一歩。
本記事では、初心者が最初に知っておくと安心な10の基本用語を、わかりやすく解説します。
言葉の意味がわかるだけで、ニュースや証券口座の画面がぐっと身近になりますよ。

1. 銘柄(めいがら)

株式や投資信託などの“商品名”のようなもの。
たとえば「トヨタ自動車」や「楽天グループ」など、企業名がそのまま銘柄名になります。
また、銘柄コードという4桁の数字がそれぞれに割り当てられます。
投資信託の場合は「〇〇ファンド」といった名前がついています。
銘柄選びは、投資の楽しさでもあり、悩みどころでもあります。

2. 損切り(そんぎり)

損失が出ている状態で、これ以上の損を広げないために“あえて売る”判断のこと。
感情に流されず、冷静に資産を守るための大切なスキルです。
損切りの反対語は「利確」または「利食い」で、利益が出ている状態で売却し、利益を確定させること。

3. 配当(はいとう)

企業が利益を出したときに、株主に還元するお金のこと。
年に1〜2回、保有株数に応じて受け取ることができます。配当を出していない企業もあるので注意!
安定収入を狙う投資スタイルに向いています。

4. 投資信託(とうししんたく)

投資信託とは、投資家から集めた資金の運用を投資のプロに任せ、その運用益を投資家に分配する商品です。
少額から始められ、「つみたてNISA」などでもよく使われています。
時間を味方にした初心者に人気の投資手法です。

5. リスク

投資における「不確実性」のこと。
値動きがある以上、利益が出ることもあれば、損失が出ることもあります。
「リスク=悪いこと」ではなく、「変動の幅」と考えると理解しやすいですよ。

6. 信用取引

証券会社に預けた保証金を元に、元手の約3.3倍の金額で取引できる仕組み。
預けた金額以上の取引が可能なため、身の丈以上なき大きな利益を狙うことができます。ただし、損失も大きくなりやすいため、初心者にはあまりおすすめされません。

7. IPO株

IPOはInitial Public Offering(新規公開、株式公開)の意味で、企業が新たに株式を上場することを指します。
IPO株は上場後に値上がりする可能性が高く、売却によって利益を得やすいことが特徴。
抽選に当選すれば上場前に購入できるチャンスもあります。

8. PER

PERとはPrice Earnings Ratio、つまり株価収益率のことです。「株価 ÷ 1株あたりの利益」で算出され、株価が企業の利益に対して割高か割安かを判断する目安になります。
PERが高いと割高、PERが低いと割安とされます。

9. インカムゲイン

資産を保有していることで得られる“定期的な収入”。
株式の配当金、債券の利子、不動産の家賃収入などが代表例です。

10. キャピタルゲイン

資産を売却したときに得られる“値上がり益”。
10万円で購入した株式が20万円で売却できた場合、この10万円がキャピタルゲインということです。
短期的な値動きを狙う投資スタイルでは、この利益を重視します。

まとめ|用語を知ると、投資がぐっと身近になる

いかがでしたか?最初は聞き慣れない言葉ばかりかもしれませんが、意味がわかるとニュースや証券口座の画面が「読める」ようになります。
投資は知識が味方になる世界。焦らず、少しずつ学んでいけば、きっと自分に合ったスタイルが見つかります!

知識を広げ一歩一歩着実に成長しましょう!